織姫と彦星。
七夕は祖母の命日。
忘れもしない。
ちょっと荷物を取りに帰った間に逝ってしまった。
大好きな大好きなおばあちゃん。
小さい頃から色んなことを教えてくれて、すごくキレる女でカッコイイ。でもそれをお首にも出さず穏やかで優しいひと。
この人敵に回したら怖いランキング毎年上位入賞って感じ。
ただ、膵臓癌だと分かって余命宣告された時、叔母や母がいなくて私と祖母が2人きりになった病室で、祖母は泣いていた。
そこでだけ。
祖母が弱ったとこを見せたのは。
あとはもう力強いというか…体はどんどん弱っていくのに、心はへこたれないというか…
最期まで生きるんだって気持ちが強かったんだろうな。
だって、最後に交わした握手、力強かったもん。
仏壇に可愛いお菓子をちょこんと、ね。
すぐ下げちゃうけど。
七夕は願いごとをする日じゃなく、祖母のことを深く思い出す日。
祖父母は天国で元気かな。
天国とか地獄とか、そういうのあんまり信じてないんだけど、わたしが大切に思ってる人は天国に行ってて欲しいなって思う。エゴ。
わたしはもうどこを彷徨うでも知らないよ。
( ´-` ).。oO(まなたろ)