おばぁちゃん子、じよ。
近所の古びた喫茶店、ずっと気になってた(それこそ幼少期から)
今日、はいってみた。
細くて小さくて穏やかそうなおばあさんが一人でやってるっぽい。
店内は思ったより広いけど、ひとりで切り盛りできるくらいの広さ。
とりあえず、モーニングを頼んだ。
朝ごはん食べてなかったし。
トースト+目玉焼き+コーヒーか紅茶ってことでコーヒーの方を。
そしたらでてきたのがこちら。
「お味噌汁口に合うかしら〜?」って。
あと「目玉焼きはなにかける?」ってお醤油をたのんだらかけてくれた。
あと「これ私が作った夏みかんのジャムなんだけど…」って添えてくれた。
もうね…失礼かもしれないけど…
おばぁちゃん家きた気分!!!!!!
うちのおばぁちゃんて朝はトーストに味噌汁だったのよ。
至れり尽くせりな感じもおばぁちゃん的で…というか見た目もおばぁちゃんに似てた。
あ、今住んでる家の方のおばぁちゃんです。
母方の祖母。
これは音楽聴きながらはダメだーって思って、ヘッドホン外して自然の音を聞きながら食べた。
常連さんがコーヒー一杯飲んで…または朝ごはん食べて「じゃあねー」って帰って行くお店。
みんなの溜まり場ってより、みんなの生活の一部って感じ。
常連さんで派閥とかなにかあるわけじゃなさそうでよかった。
「40年くらいやってんのよ、この店」
て言ってた。
食後のコーヒーは食べ終わってちょうどいいタイミングで運ばれてきた。
ちゃんと客の食べるペース見てんだなぁ。
コーヒーにはお菓子がついてた。
甘納豆ふた袋と焼き菓子。
最高かよおおおおお!!!!!!
ほんとおばぁちゃん家!!!!!!
もそもそ食べておいしく飲みました。
ちなみにブレンドめちゃくちゃ美味しかった。
お味噌汁もジャムもハマった。
おいしかったー。
時間が止まったような…
「永遠にこの空間にいられたらいいのに」
て思った。
お客さんがわたしだけになっておかみさんが別のテーブルで雑務をやってるのみたら、ほんとおばぁちゃん家でごろごろお茶飲んでる気持ちになった。
すんごい懐かしい。
おばぁちゃんが亡くなったのが約10年前。
もうそんなに経つか…
はぁ。
おじいちゃんとおばぁちゃんに会いたくなった。
一緒に住んでるのにね。
もっといっぱい話したかった。
もっといろんなこと聞いてたかった。
もっといっぱい、いっぱい…なんかしんみり。
でも、この店はリピート確定。
タバコ吸えないけど、まぁそれはそれでいいかな。
こんどは本持ってゆっくり過ごそう。
あー、いい店にであえると嬉しいね。
(´ω`).。oO(じよ。)